なぜ川の水は0℃以下でも凍らないのか

 動画は札幌市内を流れる創成川です。氷点下でも川の水が凍らないのはなぜなのかネットで調べてみたのですが、正しいような、正しくないような、いろいろな情報がありました。

 ポイントは川は「流れている」ということなのは間違いありません。近くの水たまりは凍っています。

 それでは静止している水は氷点下になると必ず凍るかというと、そうでもないのです。「凝固点降下」とか「過冷却」のような現象もあるのですが、

それとは別に例えば、北海道の湖でも凍る湖と凍らない湖があります。


 凍らない湖で最北にあるのは「支笏湖」のようです。水が凍らない理由は「最北の不凍湖をめぐる冒険」というページに書かれています。ざっくりとまとめると、支笏湖は水量が豊富なので、水全体が4℃以下になる前に春が来るということです。凍る湖は、湖の底が4℃で、上に行くに従って温度が下がります。そのため表面から凍ります。水の密度が最大になる4℃がポイントですね。

 一方、この動画の創成川のように水量がそれほど多くない川は、4℃以下になっているでしょう。それではなぜ凍らないのでしょう。

 調べてみると、運動エネルギーを持っているから、という説明が書かれていたりします。そのあたりが良く分かりません。川の流れと温度が関係しているなら、温度によって川の流れる速さが変わっているということですかね。

 気化熱というのも凍るためには大切な要素ですが、川の水が凍らない説明には応用できない気がします。

 すみません。私にはまだ良く分からないので、もう少し勉強してみます。